女優のウィノナ・ライダー(50)が、かつて婚約までした元恋人で俳優のジョニー・デップ(59)との破局を振り返った。
ジョニー・デップとウィノナ・ライダーは、米ニューヨークで開催された『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』(1989年)のプレミアで出会ったことがきっかけで交際をスタート。2人は最初のデートから5ヶ月後に婚約したが、1993年に電撃破局した。また映画『シザーハンズ』(1990)でも共演し、大きな話題を呼んだ。
そんなウィノナが、雑誌「Harper’s BAZAAR」のデジタル版に登場。ジョニーとの破局について振り返った。
ウィノナは、自身が出演した映画で、両親によって施設に入れられた少女を描いた『17歳のカルテ(原題:Girl, Interrupted)』(1999年)を引き合いに出し、ジョニーとの破局後の期間を「Girl, Interrupted real life(実生活の中断された少女)」と呼んだ。また、すばらしいセラピストと出会い、若い頃の自分を想像して、もっと優しくするようにすすめられたという。
ウィノナは「(1994年のドラマ『愛と精霊の家』で)チリの刑務所で拷問を受けることになるキャラクターを演じていたのを覚えているわ。撮影中についたニセモノのアザや切り傷を見ては、この少女になった自分を見ようと必死になっていた。『自分を扱うように、自分はこの少女を扱うだろうか?』となって、そして自分自身を見て『これは私が内心でやっていることなんだ』と言ったのを覚えているわ。なぜなら、私は自分自身を大切にしていなかったから」と振り返った。
さらに、「私はそのことについて話したことがなかったの。私の中には、とてもプライベートな部分がある。あの頃のことは、心の中にしまってあるの。でも、SNSと一緒に育った若い人たちには、説明するのが難しいの」と明かした。