人気俳優のクリス・プラットが、新作SFスリラー映画でミリー・ボビー・ブラウンと共演する方向で交渉中との報道があった。
マーベル映画を数々手掛けてきたジョー&アンソニー・ルッソ監督(ルッソ兄弟)がメガホンをとる『The Electric State(原題)』。本作は、サイモン・ストーレンハーグの同名グラフィックノベルが原作。レトロフューチャーな過去を舞台に、兄を探すためにアメリカ西部の風景を旅する孤児のティーンエイジャーを中心に描かれている。
本作の映画化は2017年末に、ルッソ兄弟が『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のアンディ・ムスキエティ監督と『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のベテラン、クリストファー・マーカス、スティーブン・マクフィーリーとタッグを組んで開発を進めると初めて発表されていた。しかし、このプロジェクトはしばらく開発が滞っており、2020年後半にストレンジャー・シングスのスター、ミリー・ボビー・ブラウンがキャストとして契約し、ようやく盛り上がりを見せてきた。
ネットフリックスはこの度、『The Electric State』の権利を獲得したことを発表した。この発表と同時に、Deadlineは、クリス・プラットがこのSFスリラーのキャストとしてストリーミング配信者と交渉中であることを伝えている。情報筋によると、まだ契約は成立していないものの、プラットはまだ交渉中とのことだ。
クリスといえば、7月に『ソー:ラブ&サンダー』でMCUに復帰するほか、2023年に登場する『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』、任天堂フランチャイズ「スーパーマリオブラザーズ」の映画など、数多くの大作映画の出演も決定している。そんな大忙しのクリスと、若手実力派俳優のミリーの共演が実現するとなると、今後もっと大盛り上がりを見せそうだ。