歌手のアリアナ・グランデ(25)が自身の脳の写真を公開し、患っているPTSDの状況を見せた。
アリアナ・グランデは先日、インスタグラムのストーリーにて、グループチャットのスクリーンショット写真を公開。そのスクリーンショットには「健康的な脳」と「PTSDの脳」の2つの写真が比較され写っており、アリアナは「私の脳」と送っている。またキャプションには「ジョークじゃないわ」とも付け加えている。
アリアナが今回公開した写真では、健康な脳は左右対称に使われているのに対し、アリアナの脳はランダムなエリアが使われていることがわかる。彼女がいつこのスキャン写真を撮ったのかは不明だ。
PTSDは「心的外傷後ストレス障害」のことであり、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが心のダメージとなって、時間が経ってからでもその経験に対して強い恐怖を感じるというもの。自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になることが多い。
2017年、アリアナが英マンチェスターでコンサートを開催後、その会場で爆発テロ事件が発生。23名が死亡し、59名が怪我を負い搬送されるという悲惨な事件となった。
この後彼女はPTSDを発症したことを認めており、インタビューで「認めたくないけど、そうなの。めまいと不安に駆られる」「自分だけがこんなに苦しんでいるなんて公の場で話すべきではないと感じています。家族を亡くしたファンの皆さんの方もとっても辛いとわかっているから」などと、事件後ずっと苦しんでいると発言している。
あのマンチェスターの自爆テロ事件から約2年が経とうとしているが、アリアナの心の傷はまだ癒えていないようだ。
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