近ごろ問題行動ばかりがニュースになるエズラ・ミラーに、新たな疑惑が浮上している。
映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズや『ザ・フラッシュ』などで知られるエズラ・ミラーといえば、2020年4月、訪れていたアイスランドのバーで女性ファンの首を絞めていると見られる動画が拡散され、ネット上で大きな話題となった。
ところがこれ以外にも、エズラがドイツで女性と問題を起こしていたことがわかった。
6月30日(木)、「Variety」が報じたところによると、エズラはドイツに滞在していたころ、現地に住むナディアという女性と知り合ったという。
そして2022年2月、ナディアは仲良くなったエズラをベルリンにある自宅アパートに招待した。しかし、「家の中ではタバコを吸わないで」と伝えたところ、とたんにエズラのキゲンが悪くなったそうだ。
Varietyの独占取材の中でナディアは、「それで彼は怒ってしまったんです。私は20回ほど、いえそれ以上かもしれません、とにかく何度も、『出て行ってほしい』ってお願いしました」と切り出すと、「すると彼は、私をののしり始めたのです。私が同性愛嫌悪者だとか、ナチスだとか言われて。とにかくストレスがたまる一方でした。彼は私の家を物色し、あらゆるものに触った上、床にタバコの葉をまき散らしたんですよ。すごく強引で、イヤな感じがしました」と続けた。
そしてたまりかねたナディアは、警察に電話したという。
通報した理由についてナディアは、「なんとかして私を身体的に攻撃しようとしているように感じられました。安全ではないと考えたのです」と語っている。
ナディアの主張については、彼女の友人やドイツのソーシャルワーカー、ドイツ人弁護士、女性の権利活動家ら5名が裏付けており、刑事告訴に踏み切っている。検察官は不法侵入の容疑でこの事件を捜査していたが、エズラがドイツから出国したことにより、打ち切られたという。