俳優ジョニー・デップ(55)の元妻で女優のアンバー・ハード(32)が、ジョニーから受けたという暴力の生々しい詳細を新たに裁判所に提出した。
現在法廷で争っているジョニー・デップとアンバー・ハード。ジョニーは現在、アンバーに対し5000万ドル(約56億円)の訴訟を起こしているが、彼女はこれに対し名誉毀損訴訟。ジョニーはアルコールやドラッグの影響下にあった際、「モンスター」のようになっていたと証言した。
Page Sixによるとアンバーは今回、裁判所へ新たな証言を提出。その書類で彼女は「デップは繰り返し私を殴り、髪をひっぱり、首を締めました。アルコールやドラッグの影響下にあるときは全く違う人物になり、被害妄想が激しく暴力的になりました。私達はその状態のジョニーを『モンスター』と呼んでいました」と主張。
ジェームズ・フランコに嫉妬か
アンバーは2014年、米ボストンからロサンゼルスへ向かう飛行機の中でジョニーが彼女に対し「物を投げてきた」と証言。ジョニーが怒った理由は、アンバーが映画で俳優ジェームズ・フランコとロマンティックなシーンを撮影したからだという。
アンバーは「彼の行動に反応する代わりに、私はただ席を移動しました。それでも彼は止まらず、歩く私に対し挑発的に椅子をぶつけ、『ジェームズ・フランコ!』と叫び私を怒鳴りつけました」と、ジョニーの行動の詳細を明かした。
髪をつかみ引きずりまわす
またこの翌年の2015年、ジョニーはロサンゼルスの自宅にてアンバーに対し「いちゃもんをつけた」という。「彼はデキャンタを私に向かって投げ、部屋中にものを投げつけ、壁を殴りました。私を強く叩き、髪を掴んだまま階段、オフィス、リビングルーム、キッチン、寝室、客室へと引きずったのです」と証言。
その際彼女は「髪を離さなかったら警察を呼ぶ、と言いましたが、ジョニーは私を押し、私の顔に頭突きしました」と語っている。
ジョニー側は全面否定
一方ジョニー側は、これまでアンバーが主張してきたジョニーのDVなどを一切否定している。弁護士は「ジョニーはハードさんに対し暴力をふるったことは一度もない」とし、また「2016年にハードさんが申し立てた主張は全て間違い。ハードさんのキャリアアップや世間の注目を浴びるための綿密な作戦の一部です」と主張している。
ジョニー・デップとアンバー・ハードは2015年に結婚したが、翌年2016年にアンバーがジョニーに対し、「DVによる接近禁止命令」を申請。2人は2016年8月に700万ドル(約7億7千万円)で正式に離婚が成立している。アンバーはこの700万ドルをチャリティ団体に寄付している。
離婚が成立してもなお泥沼状態のアンバーとジョニー。証言が真正面から食い違っている2人、仲を修復するのはもはや難しいかもしれない。
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