英エリザベス女王(96)の“役割”が、10年以上ぶりに変更となった。
イギリスの女王として今年2月に在位70年を迎えたエリザベス女王。Sunday Telegraphによると、王室の年次財務報告書であるソブリン・グラント・レポートで、女王の役割に関する記述が、以前は13の箇条書きであったのに対し、今回これがなくなり、具体的な記述がなくなった。
またこのレポートには「国家元首の役割は、国家の生活においてより象徴的な役割であり、憲法によって指示されてはいないが、女王が適切または必要な場合に遂行する職務を伴う」と書かれている。
この女王の役割に変更が生じたのは10年以上ぶり。これは、人数が増えるロイヤルファミリーを女王がサポートするため、そして96歳になった女王の身体的な負担を考慮した上での変更であるという。
エリザベス女王は2021年11月、医者からの助言をうけ2週間ほど休養し公務を欠席。また今年5月の国会開会式や、女王の誕生日を祝うイベント「Trooping the Colour」では、チャールズ皇太子が女王の代理を務めるなどし、女王の負担を軽減するために支えている。
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