「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の最終シーズンでは、久しぶりにウィル・バイヤーズにスポットライトが当たるようだ。
7月1日(金)にシーズン4の最終話まで配信された、ネットフリックスの超人気SFドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。様々なナゾを残したまま幕を閉じた最終回だったが、シリーズのフィナーレを飾るシーズン5はどのように展開するのだろうか。
このたび「Collider」誌のインタビューに応じた原作者のマット・ダファーとロス・ダファー兄弟は、ファイナルシーズンとなるシーズン5について、ノア・シュナップ演じるウィルが大きな役割を果たすと明らかにした。
ウィル・バイヤーズと言えば、シーズン1では、友人マイクの家から帰宅途中にデモゴルゴンに遭遇。裏側の世界に捕らわれてしまったところを、警察官のホッパーや母ジョイスらに助けられるも、シーズン2では、マインドフレイヤーに寄生され、体を乗っ取られてしまうという展開であった。
シーズン1、2では比較的重要な役割を担ってきたウィルであるが、マット・ダファーによると、シーズン4はウィルの青春物語の始まりにすぎず、シーズン5では彼の個人的な人生の旅路が描かれるという。またロス・ダファーも、シーズン5ではシーズン1からつむがれた物語の糸が完結すると述べている。
インタビューの中で「シーズン5では、ウィルが大きな役割を果たすことになり、注目を集めるよ。彼の成長していく過程を目にすることになる」と語ったマットは、「超常現象だとか、いろいろな理由があるから、決して簡単なものではないんだけどね。でも、彼が本領を発揮する場面を見ることができるよ」と続けた。
さらにロスは、「シーズン1のストーリーに立ち返る設定になっているんだ。ウィルだけじゃない。スティーブの物語や、ナンシーとジョナサンの関係だって。まだ解決していないものがたくさんある」としたうえで、「彼らはウィルのように、一歩踏み出しているように見えるかもしれないが、その旅はまだ終わっていないんだ。そしてその旅が、次のシーズンで大きな役割を果たすことになる」と、残されたナゾが解決することを明らかにした。
なおシーズン4ではウィルの登場シーンが少なかったことから、ファンから不満の声も上がっていた。しかし今回のインタビューでの発言を聞く限り、来シーズンではウィルの活躍を期待できることだろう。