NEWS

『アバター』ジェームズ・キャメロン監督、シリーズからの離脱を示唆!? 「信頼できる監督にバトンタッチして…」と語った理由とは

映画『アバター』 NEWS
映画『アバター』

映画『アバター』のジェームズ・キャメロン監督が、シリーズから離れることを示唆し話題となっている。

世界的映画監督のジェームズ・キャメロンがこのたび、「Empire」誌のインタビューに応じ、大ヒット映画『アバター』の続編への参加について言及した。

SF映画『アバター』は、第1作が2009年に公開され、全世界興行収入27億8970万ドルという大記録を打ち立てた。この記録は長年にわたり、世界興行収入ランキング1位として君臨している。

さらに2022年12月には13年ぶりとなる続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、2024年12月には『アバター3』、2026年12月に『アバター4』、2028年12月に『アバター5』の公開が予定されている。

インタビューでは5本すべてを手がけたいと意欲を燃やしていたキャメロン監督だが、これは実現しないかもしれないという。

「『アバター』という作品そのものに、自分が飲み込まれてしまうかもしれないんだ」と、作品にのめり込みすぎることへの不安を口にしたキャメロン監督は、「このほかにも、ワクワクするものを開発しているところでね。いつかは、それが4作目になるか、5作目になるかはわからないが、信頼できる監督にバトンタッチして、自分が興味のある他のことをやってみたいと思っているんだよ。ただ、そうしないかもしれないし、こればっかりはわからない」と、今後の作品への参加については言葉をにごした。

なお『アバター3』についてはすでに撮影がほぼ終わっていることが、過去にキャメロン監督本人によって報告されている。

「家族や持続可能性、天候、そして自然界。私が伝えたいことは実生活においても映画人生においても重要なことで、それらを映画というキャンバスを通じて訴えているんだ」と、作品への思いを述べたキャメロン監督は、「シリーズが進むにつれて、私もワクワクしているんだ。4作目もすばらしいものだし、できれば私も関われればと思っている。でも、マーケット次第だね。3はもう完成しているから、評価に関係なく公開される。4と5も作れるといいんだけどね。最終的には1つの大きな物語だから」と付け加えている。

tvgrooveをフォロー!