人気俳優のトム・ハンクスといえば、ピクサー『トイ・ストーリー』シリーズでウッディ役の声優を務めたことでも知られている。そんな彼はピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』についてどう思っているのだろうか。
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トムは現在公開中の『エルヴィス』に出演しており、プロモーションなどで多忙な日々を送っている。そんな彼はシネマブレンドの取材で、『バズ・ライトイヤー』と同じ時期にスクリーンで登場することは不思議かどうか尋ねられた。それに対して「本当はティム・アレンと対決したかったんだけど、でも彼らはティムに声優をさせなかった。それについては理解できないね」と語った。
ティム・アレンは、1995年からトムと一緒に『トイ・ストーリー』シリーズに出演。長年、バズ・ライトイヤーの声を務めてきた人物だ。彼の声ではなくクリス・エヴァンスがバズ役を演じたことに、トムは疑問を持ったようだ。
ティム自身も、バズのオリジンストーリーを描く『バズ・ライトイヤー』について批判的だった。「これは、最初の映画とはまったく関係のない、まったく新しいチームなんだ」「簡単にいうと、僕はこの作品に関わらないようにしてきたということ。実写化だと思ったからね。彼らが実写でやると言った時、それはアニメではなく本物の人間を意味すると思ったんだ」とコメント。さらに「(トム・ハンクスの)ウッディがいないバズなんていない」と話し、オリジンストーリーについて「このアイディアについてはよくわからないんだ。僕はプロット派だからね。これが1997年に行われたのであれば、大きな冒険の物語になるようだが、私が見るところ、大きな冒険の物語ではない。すばらしい物語だ。ただ、おもちゃとの関連性がないように思える」と自身の見解を明かした。
[PR]一方、クリス・エヴァンスは、アレンについて「彼があの映画でやったことはとても象徴的で、とても愛されている」と絶賛していた。