アメリカの5人組ボーイズ・グループのホワイ・ドント・ウィーが、元マネージメント会社との法的闘争により、ツアーを中止し、グループの活動を休止することを発表した。
ホワイ・ドント・ウィーは、ダニエル・シーヴィ、ザック・ヘロン、コービン・ベッソン、ジョナ・マレー、ジャック・エイブリーからなる5人組ボーイズ・バンド。2018年夏に日本の人気音楽フェス「サマーソニック」に出演し、最大規模を誇るステージに登場。2019年には初となる来日公演も開催した。
日本時間7月7日、ホワイ・ドント・ウィーのメンバー5人は、SNS上でツアーの中止、そして活動を休止することを発表した。
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ホワイ・ドント・ウィーの旅を始めた時に契約したプロダクションから自分たちを切り離すため、進行中の法的闘争に関連する不測の事態により、残念ながら今年のツアー『2022 Good Times Only Tour』をキャンセルすることとなりました。
僕らがキャリアの中でやりたいことは、すばらしい音楽を作ることと、すばらしいみなさんのためにパフォーマンスをすることです。
この発表を踏まえ、ホワイ・ドント・ウィーは正式に活動休止となります。みなさんの愛と応援が僕たち5人にとってのすべてです。みなさんのことを愛しています。
ジョナ、コービン、ダニエル、ジャック、ザックより
ホワイ・ドント・ウィーは昨年9月、マネージャーとマネージメント会社から、24時間365日の監視、監禁、言葉の暴力や食事があたえられない、さらに威圧的な支配などの虐待を受けていることを告発。彼らはカリフォルニア労働委員会に請願書を提出したことも発表。マネージャーとマネージメント会社を相手取り、契約の破棄を求めた。
今回の声明文の投稿の2枚目には、元マネージメント会社のシグネチャー・エンターテイメントから受け取った停止命令書の一部を公開。そこには「このツアーに関するいかなるプロモーターや会場との契約も受け入れない」という内容が書かれている。