ドラマ「HEROES/ヒーローズ」のクレア役で知られる女優のヘイデン・パネッティーア(32)が、ドラッグやアルコールとの過去の闘いを明かした。
今回、米ピープル誌のインタビューに応じたヘイデン・パネッティーア。その中でヘイデンは、まだ15歳のころ、レッドカーペットの前にチームのメンバーが「精神安定剤」を飲ませてくれたことを回想。「インタビュー取材のときに、私を元気にするためのものだったの。これが適切なことではないことも、それが私の中毒に関してどんな扉を開くことになるのかも、まったく知りませんでした」と、薬の依存へのキッカケを明かした。
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「私の救いは、撮影など仕事中は雑にはならなかったこと。でも、(撮影の外で)どんどんコントロールできなくなっていったの。そして年を重ねるにつれて、ほぼドラッグとアルコールなしでは生きていけないものになったわ」
そしてヘイデンは、ドラマ「ナッシュビル カントリーミュージックの聖地」(2012~2018年放送)に出演していた頃、中毒や、産後うつをに苦しんでいたことも告白した。
「本当にタフな年月だった。アルコール依存症や産後うつなど、多くのストーリーに共感できたわ。身近に感じることができたの」
さらに、「我が子を傷つけたいという気持ちはなかったけど、娘と一緒に過ごしたくないという気持ちもあったわ。私の人生にはまさに灰色だった」と語った。妊娠中はお酒を飲まなかったヘイデンだったか、出産後はまた飲み始めてしまったという。
さらに、元カレで、元プロボクサーのウラジミール・クリチコについても語った。
「彼は私のそばにいたくなかったの。私のそばにいたくなかった。でも、アヘンとアルコールで、一瞬でも幸せな気分になれるなら何でもしていた。そうすると、前よりも気分が悪くなったの。自己破壊のサイクルに陥っていたの」
依存に陥っていたヘイデンは、最悪の状況のときは「目が覚めると震えがあって、アルコールを飲むことでしか機能しなかった」と振り返っている。
2018年、ヘイデンは娘を父親の故郷であるウクライナに住まわせるという厳しい決断をした。
「それは私がしなければならないもっとも難しいことだったの。でも私は彼女にとって良い母親でありたかった。そして、時には手放さなければいけないときもあるの」
その後、医師からアルコールのせいで肝臓がやられてしまうと告げられたヘイデンは、8ヶ月間リハビリ施設に通い、回復に努めた。
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