ネットフリックスの人気ドラマシリーズ「ザ・クラウン」などで知られるエマ・コリン(26)。彼女は以前、自身がクィアであることを公表していたが、新しいVogueで自分の代名詞が「They/Them(彼ら)」であることについて語っている。
この投稿をInstagramで見る
「ザ・クラウン」でダイアナ妃を演じたことで有名になったエマは、Vogueとの新しいインタビューで、性別の流動性について率直に語った。「私は“They”と呼ばれると、より見られていると感じるのですが、私の親しい友人たちは、私を”She”(彼女)と呼ぶでしょうし、私は気にしません。彼らは私を知っていると思うので」と、もし代名詞を間違われても気にしないとエマは説明。「私の中では、性別は固定されたものではなく、これからもそうなのかどうかわかりません」と続けた。
また、エマは、クィアであることをカミングアウトしたとき、家族がとても協力的であったと述べている。「女の子と付き合い始めて、お母さんに話したら、弟が『ねえ、僕はずっとバイだから、ようこそって言いたかったんだ』ってDMをくれたの」と話していた。
エマは、新作映画『僕の巡査』の公開を控えている。本作は世界的な人気を誇る英国バンドのワン・ダイレクションのメンバーでもあり、「ダンケルク」など俳優としても活躍しているハリー・スタイルズ主演の作品。イギリスのウエスト・エンドやブロードウェイでミュージカルやシェイクスピア劇など数多くの作品を手がけた後、自身の製作会社を立ち上げて映画監督に転身したマイケル・グランデージがメガホンをとる。
この投稿をInstagramで見る
物語の舞台は1950年代のロンドン近郊の海辺の街、ブライトン。主人公で警察官のトム(ハリー・スタイルズ)は教師のマリオン(エマ・コリン)と恋人関係にあったが、トムは1950年代のイギリスでは許されていなかった同性の禁断の恋という秘密を持っているというストーリー。Prime Videoにて2022年11月4日(金)より独占配信開始。