「ゴッドファーザー」「エルフ 〜サンタの国からやってきた〜」「ミザリー」などの映画に出演した名俳優、ジェームズ・カーンが現地時間7月6日水曜日に亡くなった。82歳だった。
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ジェームズのツイッターには、声明が投稿された。「7月6日の夜にジミーが亡くなったことをお知らせするのは、大変悲しいこと」「家族は、溢れんばかりの愛と心からの哀悼に感謝し、この困難な時期に彼らのプライバシーを尊重し続けるようお願いしています」とつづられている。
ジェームズの死因は明らかにされていない。
ジェームズは60年にわたる芸能生活の中で、「エルドラド」「ブライアンズ・ソング/友情のタッチ・ダウン」「ファニー・レディ」など多くの作品に出演してきた。ニューヨークで生まれ育った彼は、ミシガン州立大学でフットボールのスター選手として活躍した後、ホフストラ大学に編入し、そこで演技の道へと進んだ。
数々のテレビ映画で活躍した後、1971年のテレビ映画「ブライアンズ・ソング/友情のタッチ・ダウン」で感情豊かな演技を見せ、エミー賞にノミネートされた。
その後、フランシス・フォード・コッポラ監督の「ゴッドファーザー」でソニー・コルレオーネを演じ、一躍有名になり、1972年にはアカデミー助演男優賞とゴールデングローブ賞にノミネートされた。
ジェームズは、2022年3月、The Post紙に、「『ゴッドファーザー』を成功させたもののひとつは、すばらしい監督と脚本、素晴らしい俳優たちのほかに、みんなが本当に楽しんで作っていたことだ」とコメントしていた。
ジェームズが出演した「ミザリー」で監督したロブ・ライナーは、木曜日に「この知らせを聞いてとても残念だ」「私は彼と一緒に仕事をするのが大好きでした」とコメントを出している。また、ジョン・キューザックは「すばらしい俳優だ」と書き、ジョン・ロヴィッツは「まったくもって最悪だ」と付け加えた。
