映画『ミッドサマー』や『ブラック・ウィドウ』などへの出演で知られる女優フローレンス・ピュー(24)が、ファッションショーで乳首が透けたドレスを着用し、批判が殺到。これに対しフローレンス本人がコメントをした。
フローレンス・ピューは先週、ファッションブランド「ヴァレンティノ」のファッションショーに出演。そこで彼女はピンクのドレスを着たのだが、ドレスの素材は透け透けであり、彼女の胸があらわになっているのだ。
この衣装を着たフローレンスに対し、さまざまな意見や批判が集まった。中には「フローレンスの胸が小さい」「平べったすぎ」など、彼女の体型や胸のサイズを批判する人もいた。
これに対しフローレンスは長文をインスタグラムに投稿。そこで彼女は「聞いて。私があのヴァレンティノのすばらしいドレスを着たとき、注目を集めるだろうってことはわかっていました。ネガティブなコメントであろうと、ポジティブなものであろうと。自分たちが何をしてるか、ちゃんと理解していたんです」と書いたフローレンス。
彼女はこのドレスを着ることに迷いや緊張は全くなかったという。「見ていて面白かったのは、男性がいかに簡単に、公に、誇らしげに、女性の体を完全に壊してしまうかということです。女性が自分の体の悪いところを見知らぬ人たちにウワサされるのは初めてではないし、きっと最後でもないでしょう。心配なのは、あなたたち男性の中にはどれだけ下品な人がいるかということです」と、心無いコメントをしてくる男性に反論をした。
「多くの人が私に、私の胸がいかに小さくて平らか、どれだけ恥じるべきかを知らせたがってきた。でも私は長い間この体で生きているし、自分の胸の大きさは十分に認識していて、恐れてない」とつづったフローレンス。
さらに「私は、体のシワにパワーを見出すように教えられて育ってきた。自分の心地よさについて、声をあげるようにと。この業界において私の使命は、性的に魅力的でなければいけないと求められたときに『うるせえ、クソが』ということです」と、抵抗をあらわにした。
フローレンスは最後に、批判してくる人々に対し「成長しなさい。人を尊重しなさい。体を尊重しなさい。すべての女性を尊重しなさい。人間を尊重しなさい。そうすれば人生がもっとうまくいくって約束するから」とメッセージを送った。