ジョニー・デップは、もうだまっているつもりはないようだ。
先日、元妻で女優のアンバー・ハードを相手取った名誉毀損裁判で見事勝利を手にした俳優のジョニー・デップ。
ミュージシャンとしても活躍するジョニーの、最新アルバムに収録された楽曲の中に、アンバー・ハードとの裁判を歌詞にしたものがあることがわかった。
サンデー・タイムズ・ロンドン版が報じたところによると、この楽曲はイギリスの伝説的ギタリスト、ジェフ・ベックとコラボして制作されたものだという。
歌の中でジョニーは、「I think you’ve said enough for one motherf—ing night,(お前はもう、あの夜のことについて十分言いたいことを言っただろう)」と、裁判でのアンバーの証言をほのめかすような内容を歌っていた。
デップは最新アルバム「18」の中で、ジェフ・ベックとともに制作した楽曲2曲の作詞を手がけている。どちらも、数週間におよんだドロ沼裁判についてつづられているとされている。
2曲のうちの1つ、「Sad Motherf—in’ Parade」では、「You’re sitting there like a dog with a seven-year itch(まるで7年間『かゆみ』を抱えた犬みたいに、そこに座ってるんだな)」「If I had a dime, it wouldn’t reach your hand(もし俺が10セント持っていたとしても、もうお前の手には届かない)」という歌詞が含まれているようだ。
なお、ジョニーが手がけたのはこの2曲のみで、アルバムに収録されている残りの楽曲はすべて、ザ・ビーチ・ボーイズの「Caroline, No」やヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「Venus and Furs」といったカバー曲になっているという。
ジョニーとベックがコラボした最新アルバム「18」は、7月15日(金)全世界同時発売。