※この記事は「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のネタバレを含んでいます。
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の原作者が、一部視聴者からの批判に反応している。
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」はネットフリックスで配信されている人気SFドラマ。田舎町ホーキンスに住むティーンエイジャーたちが不気味な超常現象に立ち向かう物語で、7月1日(金)に、シーズン4の最終話まで配信された。ストーリーの中では残念ながら命を落とすキャラクターがいるものの、現時点で主要キャラクターは全員生き残っている。
この設定について、人気キャラクターが次々と命を落としてしまうストーリーだったドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のファンから批判的な声があがっているという。
そしてなんと「ストレンジャー・シングス」の主人公イレブンを演じている女優ミリー・ボビー・ブラウンでさえ、この流れに違和感を抱いているようだ。
ミリー・ボビー・ブラウンは過去のインタビューの中で、登場人物の数について「多すぎる」と指摘。「昨夜のプレミアでは、出演者が多すぎて一枚のグループ写真におさまりきらなかったのよ。50人くらいいたんだもの。そろそろ誰か殺したほうがいいんじゃない?って思う」と語ったミリーは、「(原作者の)ダファー兄弟は繊細すぎて、誰も殺したくないみたい。でも、私たちは『ゲーム・オブ・スローンズ』みたいにならなきゃ。ああいうマインドでいないと」ともらしていた。
そして今回、ミリーのこの発言にクリエイターのダファー兄弟が反応した。
ポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演したダファー兄弟は、「ミリーがぼくたちのこと、『繊細すぎる』って言ってたって?おもしろすぎるよね」と語ると、「信じてほしいんだけど、ぼくたちは執筆室でいろんなアイデアを出し合っているんだ。マイクを殺したら…とかいろんな仮説を立てる。残念ながら、ぼくらは『ゲーム・オブ・スローンズ』じゃないんだ。これはホーキンスの物語であって、ウェスタロスではない。そうなったら、『ストレンジャー・シングス』ではなくなってしまう。現実的に取り扱わないといけないんだからね」と続けた。