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念願のミュージカル「ファニー・ガール」主役をついにゲットしたリア・ミシェル、早くもネット上ではチケット価格が高騰! 一番高いチケットはなんと○○万円!?

リア・ミシェル NEWS
リア・ミシェル

人気海外ドラマ「glee/グリー」への出演で知られる女優リア・ミシェルが、大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカル「ファニー・ガール」に出演することが決定。ステージに立つリアの姿を一目見ようと、ネット上ではチケット価格が高騰している。

バツグンの歌声を誇るリアは、8歳のとき「レ・ミゼラブル」のコゼット役(※少女時代)でブロードウェイ・デビュー。2006年には、トニー賞作品賞(ミュージカル部門)など8冠に輝いたロック・ミュージカル「春のめざめ(原題:Spring Awakening」に初演キャストとして参加。その後、ライアン・マーフィーが手がけたミュージカル・ドラマ「glee/グリー」のレイチェル・ベリー役で世界的に有名になった。

そんなリアは、ブロードウェイで活躍した喜劇女優ファニー・ブライスの半生を描いた伝記ミュージカル「ファニー・ガール」に出演することが決定。今年9月で今作を降板するビーニー・フェルドスタインに代わり、ファニー・ブライスを演じることが発表された。

 

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これを受け、リアが主演を務める「ファニー・ガール」の初日公演の入場料が高騰。米Variety誌によると、コンサートや劇場のイベントのチケットを売買するサイト「SeatGeek」では、570ドル(約78,000円)から2,250ドル(約31万円)で販売されており、もっとも高いチケットはなんと2,500ドル(約34万円)もするという。

同プラットフォームでは現在、「ファニー・ガール」がもっとも話題になっているイベントであると言い、全盛期に1,100ドル(約15万円)以上のチケットを販売したリン=マニュエル・ミランダによるミュージカル「ハミルトン」以外に、こんなにも高騰した公演はそうそうないそうだ。

SeatGeekによると、7月と8月の入場料は69ドル(約9,000円)からで、ほとんどの平日公演は49ドル(約6,700円)とのこと。しかしながら、舞台を取り仕切る「ブロードウェイ・リーグ」によれば、「ファニー・ガール」の平均入場料は、101.84ドル(約14,000円)と、やや高めだという。

リアが起用される前、「ファニー・ガール」の興行収入は徐々に低迷。初夏には97.8パーセントの収容率を誇っていたものの、7月にオーガスト・ウィルソン劇場で行われた公演の収容率は74.84パーセントと、ガクッと数字を下げていた。常に100パーセントの収容率を誇る「ハミルトン」や、一定して90パーセントの収容率を記録している「ディア・エヴァン・ハンセン」などと比べると、現状「ファニー・ガール」が人気公演とは言えないことがわかるだろう。

4月の公演開始以降、「ファニー・ガール」は1週間あたり、平均120万ドル(約1億6,000万円)を稼ぎ出していたが、最近では74万3,213ドル(約1億1,000万円)まで落ち込んでいた。同サイトいわく、「ファニー・ガール」のような規模の作品は、毎週およそ100万ドル(約1億4,000万円)の収入が見込めないと採算が取れないというのが、一般的な考え方だという。

はたして、リアが主役を引き継いだことにより「ファニー・ガール」は起死回生を図ることができるのか。リア版「ファニー・ガール」は9月6日から上演される予定だ。

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