韓国発のグローバル・ガールズ・グループ「BLACKPINK」の一部メンバーを蔑む（さげすむ）ようなコラムを公開したとして、韓国版ローリング・ストーン誌に対し、世界中のファンが激怒している。
韓国版ローリング・ストーン誌は7月5日、BLACKPINKに関するコラムを掲載。全体的にはグループを称賛する内容であったが、最年長メンバーのジスについて同誌は「グループの中でボーカルやダンサーとしてもっとも並外れた才能を持っているわけではないが、彼女の成長は顕著である」と説明。またタイ出身のリサについては「圧倒的な肉体美とエキゾチックな外見から来る独特な存在感と、ラッパーとしての技量が相まって、ソロアーティストとしてのアイデンティティを際立たせている」と表した。
韓国版ローリング・ストーン誌に登場したBLACKPINK↓↓
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このコラムが公開されるやファンたちは激怒。ツイッターでは、「ジスに謝れ」「ジスに敬意を払え」「リサに謝れ」「リサに敬意を払え」といったハッシュタグが作られ、トレンド入りする事態となった。
ツイッターには以下のような投稿が見受けられる。
ジスの説明に対し：
「ローリング・ストーン誌はプロらしくないね。ジスはもっとも才能があり努力家なアイドルのひとりだと思う」
ジスの説明に対し：
「なんていいかげんな表現。この記事はメンバーのひとりを批判するというよりも、BLACKPINKを称賛する記事だったはず。（中略）ジスの声は独特で、彼女のダンスは完ぺき」
ジスの説明に対し：
「どうしてほかのメンバーは褒めて、ジスのときはこうなるわけ？申し訳ないけど、ジスは私がこれまであった人の中でもっとも才能のある人」
ジスの説明に対し：
「あなたは尊敬されるに値する、才能のある女性だ」
リサの説明に対し：
「彼女が外国人だからって、リサをエキゾチックと呼ぶのは受け入れられない」
リサの説明に対し：
「彼女が外国人ってだけでエキゾチックって使っているのか？何これ？人種差別？」
コラムそのものに対し：
「BLACKPINKは我が国を代表する最高の存在で誇りなのに（そんな彼女たちを）けなして恥ずかしくないのか？」
コラムそのものに対し：
「いつも成功した女性をターゲットにして、意地悪で当たり障りのないコメントをする人たちって何？」
ファンの批判を受けてか、この記事はその後更新され、該当部分はオンライン版では編集されている。
韓国発のグローバル・ガールズ・グループとして、いまの地位を築き上げるまでに相当な努力をしてきたであろうBLACKPINK。そんな彼女たちを軽視するかのような内容の記事が公開されたことにファンは許せなかったようだ。
