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胸が透けたドレスを着て体型を批判されたフローレンス・ピューを、「ブリジャートン家」の人気俳優が擁護! 男性たちに呼びかけた「ミソジニー」とは・・?

フローレンス・ピュー(左)、レジ=ジーン・ペイジ NEWS
フローレンス・ピュー(左)、レジ=ジーン・ペイジ

先日、ファッションショーにて乳首が透けているドレスを着たことで、体型や胸のサイズなどを批判された女優のフローレンス・ピュー。これに対し、ドラマ「ブリジャートン家」への出演などで知られるレジ=ジーン・ペイジがフローレンスを擁護(ようご)するコメントをした。

フローレンス・ピューは先週、ファッションブランド「ヴァレンティノ」のファッションショーに出演。そこで彼女はピンクのドレスを着たのだが、ドレスの素材は透け透けであり、彼女の胸があらわになっていた。

写真はこちら(インスタグラム)

この衣装を着たフローレンスに対し、さまざまな意見や批判が集まった。中には「フローレンスの胸が小さい」「平べったすぎ」など、彼女の体型や胸のサイズを批判する男性もいた。

フローレンスはこういった批判に対し「自分たちが何をしているか、ちゃんと理解している」「男性がいかに簡単に、公に、誇らしげに、女性の体を完全に壊してしまうかということは見ていておもしろかった。男性の中にどれだけ下品な人がいるかが心配です」などとパワフルな言葉で反論した。

これを見たレジ=ジーン・ペイジは7月13日、このフローレンスの投稿を自身のSNSにリポスト。彼は「自分をよく見てみて。そして君の友人たちをよく見て。時が来たら成長しよう。男たちが一線を越えてしまったら、男たちで注意し合おう」と、男性たちへ“成長しよう”と呼びかけた。

さらに「ミソジニーのおかしなところは、男は“他の男”の言うことなら聞くというところです。だから(男性は)自分の役目を果たしてほしい。なぜならこれから数年間は聞くということがとても大切になる。聞いて、責任を持とう。全員のために」と、ミソジニーについて触れ、男同士注意し合おうと書いた。

レジの投稿

ミソジニーとは、女性や女性らしさに対する嫌悪や蔑視(べっし)をすること。男性のミソジニーの根源にあるのは「自分は男性だから無条件に女性よりも上」という心理だと言われている。ミソジニストは、男性相手には許されない言動も、女性に対してなら許されると思ったり、自分よりも優れていたり幸せそうな女性を見たとき、女性に対する憎しみを抱く部分がある。また女性が女性に対するミソジニーもあると言われている。

今回「ミソジニー」というワードを使ったレジ=ジーン・ペイジは、フローレンスの発した反論の言葉を男性側からも発信し、ジェンダー平等を訴えているようだ。

また、彼のほかにも女優のジェシカ・チャスティンもフローレンスの反論に「一部の男性は、“女性が男性の許可なしに自分の体を愛すことができる”っていうことに気づいてしまうのが怖いのでしょうか?」「女性は男性の所有物ではない」とコメントしている。

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