映画『マトリックス』や『ジョン・ウィック』シリーズで知られる人気俳優のキアヌ・リーブスが、ディズニープラスで配信されるF1のドキュメンタリー番組でホストを務めることが明らかになった。
Variety誌によると、このドキュメンタリー番組は、2009年にホンダチームを買収し、ブラウンGPと改名して、2つのチャンピオンシップを獲得した、F1のマネージングディレクターのロス・ブラウンに焦点を当てた4部構成のドキュメンタリーだという。
キアヌ・リーブスはこのドキュメンタリーのホストを務め、フェラーリ元会長のルカ・ディ・モンテゼモーロや、ドライバーのジェンソン・バトン、ルーベンス・バリチェロらにすでにインタビューを行っていると伝えられている。
ちなみにキアヌは、カスタムバイクの製作を生業とするガード・ホリンジャーとともに、「アーチ・モーターサイクルズ」を設立したほどのオートバイ好き。
またキアヌは、先日イギリスで開催されたイギリスGPに姿を見せていた。キアヌは「僕たちはブラウンGPのあのおどろくべき物語を伝えたいのです。話したいことがたくさんあります。彼は昔、ブラウンGPで宣伝の仕事をしていて、プロデューサー兼ディレクターなのです。だから僕たちは、あの話を伝えてみようと思ったのです」と語ったと、地元のジャーナリストが伝えている。
「その年のF1で何が起きていたかを知ることができたのは、本当にすばらしいことです。車だけでなく、新しいレギュレーション、FOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)、離脱シリーズ…。つまり、当時のF1にはたくさんのことが起こっていたのです。F1の世界は、まさに異常でした。F1は常に非凡なものでしたが、ブラウンGPで過ごしたその年は、本当に特別なことが起こったと思います」