俳優のペン・バッジリーとチェイス・クロフォードが、「ゴシップガール」での撮影を振り返っている。
「ゴシップガール」は2007年から2012年にかけて放送された大人気ドラマ。米ニューヨークの高級住宅街アッパー・イースト・サイドを舞台に、セレブ高校生たちを取り巻く恋愛や友情、そして事件が、匿名ブロガー「ゴシップガール」によって明かされるというストーリーが人気を集めた。現在HBO Max(日本ではU-NEXT)にて、現代を舞台にした新「ゴシップガール」が配信され話題となっている。
今回、「ゴシップガール」でダン役を務めたペン・バッジリーと、ネイト役のチェイス・クロフォードがオンラインで久しぶりに対談をおこない、その中で「ゴシップガール」の撮影をふり返った。
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当時ニューヨークで撮影をおこなっていたことについてチェイスは「たしかにネガティブなこともポジティブなこともたくさんあったけど、つまり、とてもワイルドな時間だったんだ。ニューヨークという街には、ロマンチックな愛着がある。でも僕たちは、クレイジーな時期に街の鍵を渡されて、たくさんのパーティーをしたり、様々なものにアクセスしたりして、それに巻き込まれることになったんだ」と、刺激的な街ニューヨークでの生活を振り返った。
さらに「それは同時に、20代前半は大丈夫でとても楽しいけど、まるでディズニーランドのミッキーマウスみたいなもので、みんなが自分を見てきて、まるでこの街でこのキャラクターみたいになるんだ」と、大きな注目を浴びていたことを明かした。
このコメントにペンは笑いながら「おもしろい例えだね。たしかにディズニーランドのミッキーマウスのようなもので、つまりスーツの中にいる顔のない人間で、見ることも聞くこともできず、みんなが一緒に写真を撮っているような存在だね」と、チェイスの例えに共感した。
そんな二人は、ニューヨークでセレブとして見つけられることに不安を覚えたこともあったという。
チェイスは「僕はちょっとプライベートを守るタイプで。僕は外向的なんだけど、それがちょっとしたパラノイア(ある妄想を始終持ち続ける精神病)を生んだんだ。ペンはどうなんだろう。外から見ていると、君は見事に対処しているように感じるけど、僕はまちがいなく奇妙な被害妄想に陥っていたよ」と、メンタルに影響していたことを明かした。
一方のペンはというと、当時、彼の社会生活はチェイスほど刺激的で活発ではなかったという。
ペンは「内面的には同じような経験をたくさんして、表面的には少しちがう経験をしてきたと思う。当時は、ナイトクラブに入る方法がわからないような気がしたんだ。僕は他のスタッフたちほど出歩かなかったし、簡単に入れるような気がしなかったから、よく不快に感じていたよ」と明かした。