表舞台から去ることになってしまったアーミー・ハマーに、救いの手を差し伸べた人物がいるようだ。
映画『君の名前で僕を呼んで』などへの出演で知られる俳優のアーミー・ハマーは、昨年1月、複数の女性に送っていたDMが流出。この中で「君の血を飲みたい」「人喰い人種だ」といった危険な性的指向が述べられていた。さらに元交際相手から、性的暴行やマインドコントロールなどを告発され、俳優としての地位を追われることになってしまった。
騒動から1年、リハビリ施設での治療を終えたとされるアーミーは最近まで、リゾート地ケイマン諸島で家族とともに過ごしていたと報じられている。
そして、そんな彼に経済的な支援をし続けたのが、俳優のロバート・ダウニー・Jr.だという。
ある関係者はVanity Fairの取材に対し「周りの人たちは、アーミーがつねに恵まれていて、問題のない青春時代を送り、順調に生きていると思っているだろうね」と語ると、「しかし必ずしもそうとは限らない。裕福な生活をしてきたからと言って、人生すべてがうまくいくわけではないんだ」と、現在のアーミーが置かれている状況を説明した。
一方、ロバート・ダウニー・Jr.も、かつてドラッグで何度も警察沙汰になり、俳優としてのキャリアが危ぶまれるようなスキャンダルを起こしていた。そのため、同じくスキャンダルで苦しい立場にあるアーミーを放っておけなかったのだろう。
取材に応じた関係者は、ロバートが「アーミーが6ヶ月間、フロリダのリハビリ施設で治療を受けるための料金を負担した」ことを明らかにした。
アーミーとその家族は現在、ダウニーが所有するロサンゼルスの家に滞在しているとのことで、アーミーはアルコール依存症者同士のミーティングにも参加しているという。
