ブリトニー・スピアーズが、新たな法廷バトルに勝利したようだ。
米ロサンゼルスにあるスタンレー・モスク裁判所のブレンダ・ペニー判事はこのたび、歌手ブリトニー・スピアーズの父で昨年まで彼女の成年後見人をつとめていたジェイミー・スピアーズに対し、後見人制度に関する調査の一環として、8月12日までに宣誓証言に応じるよう命じた。
一方、ブリトニーの証人尋問の必要性について判事は、両弁護団の主張を検討する必要があるとし、7月27日まで決定を遅らせるとしている。
これを受け、ブリトニーの弁護士マシュー・ローゼンガートは米ピープル誌に対し、「彼女の父が9ヶ月もの間、雲がくれしていたことを考えると、これはブリトニーにとって大きな勝利のひとつです。今回の決定によって、彼は出廷し証言するとともに、すべての書類を提出しなければならなくなりました。法律によってそう判断されたのです」と語ると、「一般的に考えて、司法にとって非常に重要な1日と言えるでしょう。少なくとも現時点において、裁判所が証人尋問に出廷するよう命じたという点で、スピアーズ氏にとってはすべてを明らかにする日が訪れたのです」と、よろこびをあらわにした。
そのうえで「裁判所はまた、彼に我々が要求したすべての書類を提出するよう命じています。我々が要求し、彼が拒否したものも含めすべてです。彼からは妨害される気がしてなりませんが…」と口にしたマシュー・ローゼンガート弁護士は、ブリトニーの反応について「ついに自由になり、幸せだと感じており、前に進みたいと考えている」と明かしている。
そしてローゼンガート弁護士は、「彼が告訴されるかどうかは、ブリトニー・スピアーズにかかっています。そしてスピアーズ氏、もし彼が公言しているように、心から娘を愛しているなら、どうか彼女をそっとしておいてほしい。娘に対して法廷バトルをけしかけるのではなく、自分の人生を生きてほしいものです」と訴えていた。