ペン・バッジリーが、主演ドラマに登場したあのシーンの裏側を語っている。
現在ネットフリックスで配信されているサイコスリラードラマ「YOU ー君がすべてー」。このドラマにて、猟奇的なストーカーである主人公ジョー・ゴールドバーグを演じる俳優のペン・バッジリーが、番組に登場したマスターベーションシーンの裏側を明かした。
このたびポッドキャスト番組「Podcrushed」に出演したペンは、マスターベーションシーンを撮影するたびに監督からメモを受け取ることを告白した。
「あのシーンを撮るときは毎回、監督から『あんまり気持ち悪くしないでくれ』ってメモを渡されるんだ」と語ったペンは、「『目をとじるなり、早く動かすなり、ゆっくり動かすなり…』って指示があるんだけど、ぼくとしては、『なんだって?この男は人を殺して、その上道端でマスターベーションしてるんだぞ?それなのに、ぼく自身があえて気持ち悪く演じてるって言うのかい?そんなキャラクターにしてるのはぼくじゃないよ!』って思うんだよ」と、むずかしい課題を突きつけられていたことを明かした。
その中でペンは、インティマシーコーディネーター(ベッドシーン、ヌードシーンにおいて、俳優と制作側の間に立って調整を行う人物)のもとで相手がいる濃厚なラブシーンを演じるよりも、一人でマスターベーションシーンを演じることのほうがむずかしいことに気がついたそうだ。
「台本を読んでみると、なんだかおかしくて、気色悪い。でも、ストーリーには必要」だと理解を示したペンは、「それでも多くのスタッフがいる前で、テレビの前では何百万人もの人が見ていることを承知の上で、マスターベーションのフリをするんだよ」とシーンのむずかしさを説明した。
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