ネットフリックス(Netflix)が、2022年第2四半期の数字を報告し、3ヶ月で100万人近くの会員を失ったことが明らかになった。
かつてストリーミングサービス界を引っ張る存在だとされていたネットフリックスは、2014年以降、利用料金を数回値上げしている。HBO Max、Prime Video、ディズニープラスといった競合他社の中で最も高価なストリーミングサービスとなっている。同社は2022年初頭、20万人の加入者を失ったことを明らかにした。赤字はこの10年で初めてのことだったという。また、収益の伸び悩みと加入者減をコスト削減の必要性として、150人の従業員を解雇したことも報道されていた。
そんな中、IndieWireによると、ネットフリックスは、3ヶ月で97万人の有料会員を失ったという。しかし当初、ネットフリックスは200万人の加入者を失うと予測していたため、第2四半期の損失は予想より良い結果だったという。
また同報道によると、ネットフリックスはMicrosoftとの提携により、2023年初頭にコストを抑えた広告付きプランをスタートするためのワークショップを開始したのだという。激しい競合他社に遅れをとっているが、価格の低下により、解約した人々を呼び戻せる可能性も十分にあるのかもしれない。
ネットフリックスは、「イカゲーム」「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などエンターテイメント業界で最も市場性の高いコンテンツを提供している。
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映画作品では、今週末にルッソ兄弟の『グレイマン』が公開され、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』続編の配信も控えている。
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