アメリカの連邦保安局が、歌手レディー・ガガの2匹の愛犬フレンチブルドッグを誘拐し、さらにガガの代わりに散歩させていた男性を銃撃した男を見つけるため、一般市民に対し情報提供を求めている。
現地時間7月18日、当局は発表した声明の中で、釈放されたジェームズ・ハワード・ジャクソン(19)は「武装していて危険」だと述べるとともに、逮捕につながるような情報があれば、5,000ドル(約69万円)の報酬を与えると発表した。
事件が起こったのは、昨年2月24日の夜のこと。ガガの犬の散歩を担当していたライアン・フィッシャーが、彼女の愛犬であるフレンチブルドッグ(コージ、ミス・アジア、グスタヴ)を米ロサンゼルス・ハリウッドで散歩させていたところ、銃を持った人物に4発胸を撃たれ、緊急搬送された。
グスタヴ↓↓
この投稿をInstagramで見る
コージ↓↓
この投稿をInstagramで見る
犯人グループは愛犬3匹のうちグスタヴとコージの2匹を誘拐し逃走。ミス・アジアはライアンの手から走って逃げ、その後ボディガードに保護された。そしてその後、女性が道端のポールにコージとグスタヴがリードで縛られているのを発見し、ガガのチームに連絡。愛犬たちは無事保護された。
ミス・アジア↓↓
この投稿をInstagramで見る
一方、銃撃されたライアン・フィッシャーさんは大ケガを負い、一時重体となっていたが、奇跡的に命を取り留めた。この事件後、ガガはライアンさんの医療費を全て支払うなど、手厚いケアをしている。
そして米時間4月29日、ロサンゼルス警察は、事件の容疑者であるジェームズ・ハワード・ジャクソン、ジェイリン・ホワイト、ラガイエット・ホエーリー、ジェイリン・ホワイトの父ハロルド・ホワイト、ジェニファー・マクブライドの5人を逮捕したことを発表した。
その後、ジェームズは殺人未遂の容疑で起訴され、裁判を待っているところであったが、ロサンゼルス郡保安局は、米Insider誌の声明の中で、ロサンゼルスにあるクララショートリッジフォルツ刑事司法センターでの公判手続きのあと、事務的な誤りによって、彼を釈放してしまったと説明している。
これを受け、大ケガを負ったライアンさんは自身のインスタグラムで、“深く心配”しているが、“法執行機関が誤りを正してくれると確信している”とつづっている。