カイリー・ジェンナーは、渋滞とは無縁のようだ。
リアリティスターで実業家のカイリー・ジェンナーが、車で40分の距離にプライベートジェットを利用したとして批判をあびている。飛行時間はわずか3分だったという。
7月15日（金）、カイリーはパートナーのトラヴィス・スコットと、それぞれが所有するプライベートジェットをインスタグラムに公開した。キャプションには、「私のに乗りたい？それともあなたの？」と添えられている。するとすぐさまコメント欄には、2人の乗り物が贅沢（ぜいたく）の極みであることを絶賛する声とともに、プライベートジェット機がいかに環境に有害であるかを指摘する声が相次いだ。
Kylie Jenner: you wanna emit carbon with ur jet or mine?🥰 pic.twitter.com/jliYXiy882
— sanjana (@sanjstroke) July 20, 2022
あるユーザーは、「1％の人がパームスプリングへの日帰り旅行で大気中に大量の炭素を放出している一方、どうして私はお肉の消費量も制限し、紙のストローを使わなければならないの？」というコメントを投稿。
しばらくして、あるツイッターユーザーがカイリーのこれまでの飛行履歴を探しだし、公表した。すると、一般人には考えられない短距離でプライベートジェットを利用していることが明らかになったのだ。その多くは15分以内のフライトだが、中にはカリフォルニア州の都市カマリロから車で40分ほど西部にある都市ヴァン・ナイズまで、約3分で移動していた。カイリーはこのプライベートジェット「カイリーエア」を7280万ドル（約100億5600万円）で購入している。彼女が購入したタイプのジェット機は2トン以上の二酸化炭素を排出するとされ、これは民間機の5倍から14倍もの汚染度を持っているという。
なお現時点で、カイリーはこのような指摘を聞き入れている様子はなく、投稿を取り下げるようなこともしていない。
