女優のアマンダ・サイフリッドが、映画化される『ウィキッド』のオーディションを受けていたことを明かした。
『ウィキッド』は2003年から上演されているブロードウェイの人気ミュージカル作品。日本でも劇団四季が公演を行っている。
『ウィキッド』に登場する主要キャラクターのひとり、グリンダの大ファンであったアマンダは、この役を演じることが長年の夢だったそうで、同作が『クレイジー・リッチ!』などで知られるジョン・M・チュウ監督のもと映画化されることを知り、ぜひオーディションを受けたいと思ったのだという。
以前彼女は、「もう5年間、ずっと『ウィキッド』の宣伝隊長をやってきたわ」と作品への愛を語ると、「これ以上準備ができているなんてことあるのかしら」と出演を狙っていることを明かしていた。
そんなアマンダがこのたび、「Backstage」誌のインタビューに登場。オーディションの詳細と、挑戦した理由を語っている。
インタビューの中で、「まだ、『ウィキッド』のオーディションをしている夢を見るわ」と口にしたアマンダは、「去年の夏は、ドラマ『ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女』でエリザベスを演じていた。でも週末になると、劇場版『ウィキッド』でグリンダ役を演じたくてオーディションに参加したの。当時の私は、『わかってる。火曜日には『ドロップアウト』の最後のシーンの撮影よ。でも日曜日は、この作品にささげる』って感じだった。エリザベスは人生で一番むずかしい役だったから、文字通り全力を尽くして取り組んだわ」と、別の仕事とオーディションを両立していたことを打ち明けた。
そしてオーディション挑戦の理由についてアマンダは、「それでも、私がシンガーとしてどこまでやれるか証明したかったの。『レ・ミゼラブル』以来、もっと上手にならなきゃってずっと思っていたんだもの。次に受けるミュージカル映画がなんであれ、『準備万端』って感じだったわ」と説明している。
そんな劇場版『ウィキッド』は、アマンダが狙っていたグリンダ役はアリアナ・グランデに決定。もう1人の魔女エルファバはシンシア・エリヴォが演じることが発表されている。