大人気カーアクションシリーズ『ワイルド・スピード』最新作、『Fast X(原題)』の制作状況を、女優のミシェル・ロドリゲスがシェアした。
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『Fast X(原題)』は『ワイルド・スピード』の10作目。9作目となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)以来、ジャスティン・リンが監督がファン超待望のシリーズ復帰を果たし、新作でもメガホンを取るということでファンは期待を膨らませていたが、撮影開始の数日後に、監督を退任。新しく監督を務めることになったのは、フランス人の映画監督であるルイ・レテリエ。彼はこれまで、ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画『トランスポーター』とその続編『トランスポーター2』、『タイタンの戦い』、『グランド・イリュージョン』シリーズ、『インクレディブル・ハルク』などの話題作を手掛けてきた人物だ。
また新作では、ブリー・ラーソン、ジェイソン・モモアなど新しい役者も加わり、大いに盛り上がりを見せている。
ミシェルは、サンディエゴのコミコンでDeadlineの取材に応じ、『Fast X(原題)』の撮影状況を語った。彼女によると、監督がいなくなったにもかかわらず、制作は順調に進み、撮影はあと4、5週間しか残っていないという。「信じられないよ。監督も何もかも失ったけど、あのマシンを止めるものは何もなかった。もうほとんど完成しているの。あと4週間か5週間で完成するところ。撮影はもう終わった」とコメントした。
主要撮影があと数週間で終了しても、『Fast X』のような映画は、今後数カ月で素材を追加するための再撮影が行われる可能性が高い。米公開は2023年5月19日を予定しているが、今後の更なるニュースにも注目が集まる。