人気ボーイズ・グループ「ワン・ダイレクション(1D)」のメンバーで、現在ソロアーティスト、そして英人気オーディション番組「Xファクター」の審査員として活躍するルイ・トムリンソンが、妹が亡くなる数日前に亡き母への想いを語っていたことがわかった。popcrush.comなどが伝えている。
ルイ・トムリンソンといえば、3月13日、妹でモデル、デザイナー、インフルエンサーとして活躍していたフェリシティ・トムリンソンが、英ロンドンの自宅にて心臓発作を起こし、その場にいた人物が救急車を呼んだが、残念ながら自宅にて死亡が確認された。まだ18歳だった。ルイは2016年12月7日に、母ジョアンナ・ディーキンを白血病で43歳という若さで亡くしており、そのわずか2年後に妹までも先立ってしまった。
そんなルイが、妹が亡くなる数日前にインタビューで亡き母への想いを語っていたようだ。
4月11日、そのインタビューがオンエアされた。3月7日にリリースした最新シングルで亡き母への想いを歌った楽曲「Two Of Us」についてルイは「ぼくたちはみんな、悲しみについてもう少し話すことができるんだ。ぼくはそのことについて(歌の中で)話すことができたから、歌詞について気分が良く感じることができるんだよ。ぼくのお母さんはぼくがピアノを演奏することが大好きだったんだ。『出だしの部分をピアノにしたらどうかな』と彼らが言って、いつもだったらぼくは『ノー』と言うけど、お母さんもそのアイディアが好きだということがわかっていたんだ。だから取り入れたんだよ」と、曲に関するエピソードを明かした。
さらにルイは、母を亡くした悲しみの中で、自分が息子フレディー・トムリンソンの父親であるという責任が、悲しみを癒す手助けをしてくれたという。「何度か話したけど、責任感が悲しみを乗り越えるプロセスを少しだけ楽にしてくれたんだ。フレディーと一緒に過ごすたびに、愛を感じて、何があっても大丈夫だと感じるんだ。その瞬間、それだけを考えているからね」と、息子の存在の大きさを明かした。
https://twitter.com/ttomlinsondaily/status/1116253922178600961
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