アナ・デ・アルマスが、あの人気スパイ映画シリーズについて自身の見解を述べている。
女優のアナ・デ・アルマスといえば、2021年に公開された人気スパイ映画『007』シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥー・ダイ』にて主人公のパートナーであるパロマ役をつとめたことで知られている。
そんな彼女が、このシリーズの次回作における、女性版ジェームズ・ポンドの可能性に言及した。
このたび、最新出演作『グレイマン』のPRをかねてサン紙のインタビューに応じたアナは、今後の007シリーズの展開について語った。どうやら彼女は、女性版ジェームズ・ボンドはいまのところ「ありえない」と考えているようだ。
インタビューの中で「女性版ボンドの必要性はないと思うわ」と語ったアナは、「すでに他のだれかのものであるキャラクターを、わざわざうばう必要はないもの。これには原作小説があって、ジェームズ・ボンドが存在する世界が舞台となった物語になっているのよ」と、わざわざ女性を主人公にする必要はないと強調した。
そのうえでアナは、女性版ボンドの代わりに、「ボンド映画における女性の役柄が、これまでとはちがった形で活かされることを望むわ。ボンドはこれからも男性なんだもの」と明かすと、「女性により重要な役があたえられ、認められること。それって、役を逆転させるよりもおもしろいんじゃないかと思うの」の付け加えている。
なお『007/ノー・タイム・トゥー・ダイ』で主人公ジェームズ・ボンドを演じているダニエル・クレイグは、この作品をもって役から卒業している。
次回作の制作予定は現時点で発表されていないが、「若返り」がはかられるのではないかともウワサされている。
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