カミラ夫人は、ヘンリー王子とメーガン妃に対し「人種差別的発言」をしたのか。王室関連の最新書籍で明らかになっている。
ジャーナリストのトム・バウワーによる最新著書「Revenge: Meghan, Harry and the war between the Windsors」。この中で、チャールズ皇太子の妻カミラ夫人が、ヘンリー王子とメーガン妃に対し人種差別的発言をしたことが明かされた。
王室内の人種差別発言といえば2020年、ヘンリー王子とメーガン妃がアメリカのテレビ番組でインタビューに応えた際、ヘンリー王子が、「メーガン妃のお腹の中にまだアーチーくんがいたころ、王室内で『子供の肌の色』を懸念する発言があった」と暴露。実際に発言した人物の名は明らかにされなかったが、ウィリアム王子が直後に「我々は人種差別的な組織ではない」とコメントし、火消しに追われる事態となった。
トム・バウワーは著書の中で、カミラ夫人が、まだメーガン妃と交際途中だったヘンリー王子に対し、将来生まれてくる子の見た目を気にするような発言があったと指摘している。
著書によると、ヘンリー王子はクラレンスハウスでチャールズ皇太子とカミラ夫人に面会。真剣な話と冗談が混じった会話がなされる中で、大きな話題は3つだったという。
著書の中では「1つ目、チャールズ皇太子とカミラ夫人は、ヘンリー王子に『メーガン妃は女優としてのキャリアを続けるべき』と伝えた。2つ目、ロンドン警視庁がヘンリー王子のガールフレンド（メーガン妃）を24時間警備するために、費用を自動的に負担することはありえない。そして3つ目、ヘンリー王子によると、将来生まれてくる子の『見た目』に関する発言があった。そしてそれが、カミラ夫人による『あなたの子供がアフロヘアーだったらおもしろいわよね』というものだった」と記されている。
ヘンリー王子については現在、回顧録を執筆中だとされている。バウワーは、ヘンリー王子がこの中でカミラ夫人のこの発言について暴露するのではないかと予想しているという。
