ケイト・モスが証言に応じた理由を明らかにしている。
スーパーモデルのケイト・モスといえば、今年5月、俳優ジョニー・デップと元妻で女優のアンバー・ハードとの裁判において、ジョニー・デップの元交際相手としてビデオ電話での証言に応じたことが大きな話題となった。
そんなケイトがこのたびBBCラジオに登場。証言することを決断した理由を明かしている。
そもそもケイトが証言台に立ったのは、1990年代にジョニーと交際していた頃、階段で転んでケガをしたことについて、アンバー・ハード側が「ジョニーが突き落としたことによるものだったのではないか」と主張したことがきっかけだった。
ケイトによると、自らが証言することによって、このウワサを否定したかったのだという。証言の中でケイトは、「私は真実を信じています。公平さと正義も信じています」と宣言していた。
番組の中でケイトは、「私はジョニーの真実を知っています。彼が私を突き落としたなんてことはありません。あの場では、真実を語らなければならなかったのです」と、疑惑を完全否定したかったことを明らかにしている。
なおこの裁判は、アンバーが2018年にワシントンポスト紙に寄せた論説の中でDV被害を訴えたことについて、ジョニーが「まるで自分が加害者であるかのように書かれている」と指摘。公人としてのイメージを傷つけられたとして、アンバーを名誉毀損で訴えていたものだ。
ジョニーの映画撮影スケジュールなどの都合で裁判がスタートしたのは今年4月。そして6月1日、ヴァージニア州の裁判所はジョニーの訴えを認め、アンバーに対し1035万ドル（約14億1000万円）の損害賠償支払いを命じた。
アンバーはこの判決を不服とし、上訴にふみきっている。
