アンジェリーナ・ジョリーが、元夫ブラッド・ピットと争っていたワイナリーをめぐる裁判に勝利したことがわかった。
女優のアンジェリーナ・ジョリーと俳優ブラッド・ピットは、交際していた2008年に、フランス・プロヴァンスにある土地を共同購入し、2012年から「シャトー・ミラヴァル」としてワイン製造を始めた。赤・白・ロゼの3種類を製造しているが、とくにロゼは評価が高く、2013年には米ワイン・スペクテイター誌によるトップ100リストに選出された。
2人が離婚した後は、その株式を半分に分割。手放す際には必ず相手の合意を得ること、としていた。しかしアンジェリーナがブラッドの合意なく自身の権利を酒造大手ストーリ社に売却したとして、ブラッドが裁判を起こしていた。
親権裁判と同様、この裁判もドロ沼化。ジョリーがブラッドや彼のビジネスマネージャー、ブラッドの会社である「Mondo Bongo」にさまざまな文書を請求する一方、ブラッド側はこれらの要求を裁判所が拒否するよう徹底抗戦していた。
そして7月22日(金)、ロサンゼルス裁判所はブラッド側にアンジェリーナ側が請求した資料を引き渡すよう命じた。
アンジェリーナに近い関係者はPage Sixに対し、ブラッドのこじれた離婚劇に対する怒りが、一般的なビジネス感覚を邪魔していると指摘する。
「理性のある人間であれば、よろこんでストーリ社と組むことでしょう。彼らは一流の流通とマーケティング力を持っているのですから」と語った関係者は、「彼はただ、アンジェリーナへの憎しみを乗り越えられていないだけなのです」と付け加えている。
アンジェリーナとブラッドは2014年、「シャトー・ミラヴァル」で挙式したものの、2016年に離婚している。
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