ケヴィン・ファイギとしては、ライアン・ゴズリングをMCUに迎え入れる意思はあるようだ。
サンディエゴで開催されていたポップカルチャーの祭典「コミコン」にてインタビューに応えたマーベル社・社長のケヴィン・ファイギ。この中で彼は、映画『ラ・ラ・ランド』などで知られる俳優のライアン・ゴズリングが以前、『ゴーストライダー』への出演に関心を持っていると発言したことを受け、「よろこんで彼の場所を用意する」と前向きに返答している。
「だって、もしライアン・ゴズリングがゴーストライダーを演じてくれるとなったら…」と切り出したファイギは、「ゴズリングは信じられない才能の持ち主だ。すばらしいよ。よろこんで、MCUに彼の場所を用意しよう。彼をケン（バービー人形のボーイフレンド）みたいにドレスアップさせてベニスビーチに登場させ、どんな超大作映画よりもメディアを集めよう。本当にすばらしいことだよ」と、壮大な計画を口にした。
『ゴーストライダー』は、父親を救うため悪魔と契約したスタントマンの男が、悪魔の力をつかってダークヒーロー「ゴーストライダー」に変身し、炎に包まれたヘルバイクとともに強大な敵に立ち向かうというストーリー。2007年に初めて映画化され、当時はニコラス・ケイジが主人公を演じた。なおこの作品には、ゴズリングの妻エヴァ・メンデスも出演していた。
ゴズリングは今月初めにMTVニュースに対し、「MCUに興味がない」といった趣旨の発言をしている。それでもマーベルコミックのキャラクター『ノヴァ』が実写映画化されると発表された際、ゴズリングが起用されるのではないかとのウワサが広まっていた。ゴズリングはインタビューの中でこのウワサを完全否定。「ぼくはノヴァについて何一つ知らないんだ。どんなに君が聞きたがっていてもね」と断言している。
