歌手のショーン・メンデスが、自身の精神問題に重きを置くため、コンサートツアー「Wonder World Tour」の残りの日程をキャンセルすることを発表した。
「Wonder World Tour」は、ショーンの4枚目のアルバム「Wonder」を引っさげた、自身5度目となるコンサートツアー。同ツアーは6月27日の米オレゴン州・ポートランド公演から始まり、自身の故郷であるカナダや、ヨーロッパを約1年かけてまわる予定であった。
しかし、7月8日（金）、ショーンは自身のSNSを通じて、今後のツアー日程を延期することを発表。その理由についてショーンは、「メンタルケアをするため」としていた。
ファンはショーンの回復を待ち望んていたが、この度、ショーンは残りの日程をすべてキャンセルすることを発表。インスタグラムに声明を投稿し「まだツアーを再開する準備が整っていなかった」とファンに明かした。
この投稿をInstagramで見る
「僕のチームと話し、すばらしいヘルスケアの専門家のグループと仕事をしたあと、僕は個人的に取ったことがない時間を取り、地に足をつけ、より強くなって戻ってくる必要があることが明確になったんだ」
ショーンは最後に「これをみんなに伝えるのは、胸が張り裂ける思いですが、回復のための適切な時間を取ったらすぐに戻ってくると約束します」とつづり、新生ショーンの姿を見せることを誓った。
ショーンは昨年11月、約2年半交際していた歌手のカミラ・カベロと破局。それから約4か月後にツイッターに投稿した動画の中で、「誰かと別れたそのときは気づかないけど、その後に色々ツライことに気づかされるんだ」「パニック発作に陥ったとき、誰に電話すればいいのか。崖っぷちに立たされたとき、誰に電話すればいいのか。それがいま僕が直面している現実で、それがツライんだ。それが僕のいまの現実なんだよ」とも述べていた。
