世界的歌手、シャキーラを被告とした裁判の最新情報が、衝撃的なものとなっている。
現在スペインで行われている、シャキーラを被告とした税金詐欺事件の裁判。その金額は1450万ドル(約19億3000万円)以上とされており、これを悪質であるととらえた検察側は、シャキーラに8年間の服役を求刑したという。
なお、シャキーラはつい先日、事件を解決するために求められた検察庁からの司法取引を拒否していたばかりだ。
この事件が初めて報じられたのは、2018年12月のこと。スペインの検察庁が、シャキーラに対し2012年から2014年までの税金未払いを告発した。2019年6月にはシャキーラ自らが証言台に立ち、何もまちがったことはしていないと断言していた。
一方、今年5月には、裁判を行うに値する「犯罪性の証拠がある」とした判事の決定を受け、シャキーラは上訴することを断念していると報じられている。
なおシャキーラは、問題となっている期間スペインに住んでいなかったと主張している。しかし検察側は、シャキーラが2012年から2014年の間スペインに住んでおり、2012年5月にはバルセロナに家を購入したこと、その家で彼女のパートナー、そして2013年にスペインで生まれた息子と一緒に暮らしていたことを示す文書を提出していた。
検察側は、この件が有罪であると認められれば、シャキーラに対し8年間の服役と2350万ドル(約31億3000万円)以上の罰金の支払いを求刑している。裁判の日程はまだ明らかになっていない。
なおシャキーラの代理人は、彼女は無罪だという自信を持っており、今回の裁判が彼女の権利を侵害するものだと主張している。
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