テイラー・スウィフトの代理人が、プライベートジェットの使いすぎに対する批判に反論している。
環境破壊による気候変動が大きな関心を集める現代。セレブの象徴であるプライベートジェットも、一般的な旅客機に比べ大量の二酸化炭素を排出しているとして、問題視されている。
最近ではラッパーのドレイクが北欧への移動に利用したり、実業家のカイリー・ジェンナーが車で40分の距離をプライベートジェットで移動していたことが明らかになり、批判の的となっていた。
そんな中、先日ある調査会社が、今年に入ってからのセレブのプライベートジェット使用回数をランキング化。不名誉ながらトップに立ったのは、ドレイクでもカイリー・ジェンナーでもなく、歌手のテイラー・スウィフトだった。
彼女は今年に入ってから7月初旬まで、プライベートジェットを170回以上にわたり使用。総飛行時間は22,923分間だった。これにより排出された二酸化炭素量は8,293.54トンにのぼるとされている。またこの排出量は、一般人の年間二酸化炭素排出量の1,184.8倍に相当するという。
一方、このランキングを受け、テイラー・スウィフトの代理人が反論している。
このたび、ローリング・ストーン誌の取材に応じたテイラーの代理人は、「テイラーは、自身のプライベートジェットを定期的に他人に貸し出している」とし、170回すべてをテイラーが利用したわけではないと主張。その上で「利用回数のほとんど、もしくはそのすべてを彼女によるものであるかのように報じるのは不正確だ」と付け加えている。
この報道を受けネット上では、「環境破壊テロだ」と非難する声があがる一方、「テイラーほど忙しければ、プライベートジェットを使ってもいいんじゃないか」と理解を示すユーザーも見られた。
なお、今回のランキングにて、カイリーは19位、ドレイクは16位に位置している。