映画『スラムドッグ$ミリオネア』『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』などで知られる俳優のデーヴ・パテール。彼の勇敢な行動が話題となっている。
Page Sixの報道によると、デーヴは現地時間8月1日月曜日の夜にオーストラリアで発生したある激しい口論の仲裁に入ったという。この口論はのちに、刺傷事件に発展した。
7NEWSによると、ある男女が路上でケンカをしていたところ、最終的にガソリンスタンド内に移動し、デーヴを含む複数の目撃者が仲裁に入ろうとしたとのことだ。
口論は激しくなり、32歳の女性が34歳の男性を刺してしまったと報じられている。しかし、仲裁に入った人がいたからか、殺人事件へと発展はせず、救急車で病院に運ばれた男性は助かる見込みだと、地元警察はPost紙に伝えている。
デーヴの代理人は7NEWSに対し、「デーヴは状況を緩和し、ケンカを仲裁しようと、自然な本能で行動した」と語っている。また代理人は、「この特定の事件は、社会から疎外された人々が、彼らにふさわしい尊厳と敬意を持って扱われていないという、より大きな制度的問題を強調しています」と続けた。
男性をナイフで刺した女性は現場で逮捕され、加重暴行罪で起訴された。彼女は保釈が認められず、火曜日にアデレード治安裁判所に出廷する予定だという。
デーヴは2021年4月からオーストラリアに在住。オーストラリア出身のガールフレンドである女優のティルダ・コブハム＝ハーヴェイと同地に居住している。
