人気ラッパーのカニエ・ウェストが、スポーツメーカー「Adidas(アディダス)」への不満を口にした。
カニエは先日、インスタグラムで、自身の10億ドル規模のブランド「Yeezy」の製造と流通を担う小売業者に対する不満をもらした(現在、カニエのインスタグラムの投稿はすべて削除されている)。
7月2日は「Yeezy Day」と呼ばれ、アディダスが新作や再入荷したスタイルを小売価格で販売する日だが、カニエはこの恒例のショッピングイベントの前に、アディダスが自分の意見を聞かなかったと主張していた。
カニエは「アディダスはオレの承認なしにYeezy Dayのアイデアを作った」とコメント。さらに、アディダスがバレンシアガとのパートナーシップ「Yeezy Gap」の生産を遅らせたとも主張。また、アディダス傘下以外のカジュアルシューズをデザインすることを契約で認めていたにも関わらず、カニエがコラボレーションの一環としてシューズをリリースするのを妨げたとも主張した。
カニエといえば、今年6月にもアディダスに対して怒りをあらわにしていた。カニエはインスタグラムにベージュカラーのアディダス新作サンダル「Adilette 22」の写真を投稿。カニエはこのデザインについて、自身が手がけるアパレルブランド「Yeezy」のものを「パクられた」と主張していた。
この中でカニエは、「こちらはイェ(カニエ)だ。どうやらコービー(・ブライアント)と同じ道をたどっているようだな」と過去にアディダスと契約していながら打ち切ったNBAプレーヤー、コービー・ブライアントの名を引き合いに出し、自身もアディダスとの契約の終了をほのめかした。
Page Sixの報道によると、カニエはアディダスとの契約が2026年に切れるという。
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