2度のオスカー受賞者である俳優のブラッド・ピットは、アンドリュー・ドミニク監督のマリリン・モンロー伝記映画『ブロンド(原題)』にクレジットされた6人のプロデューサーの1人だ。本作で、主演を務めたアナ・デ・アルマスのキューなまりに反発の声が上がっているが、ブラッドはアナを擁護するコメントをした。
ブラッド・ピット↓↓
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先日、ETの取材に対し「彼女は驚異的な演技をしている」と語ったブラッドは「10年がかりの作品だった。アナを見つけるまでは、ゴールラインを通過することはできなかったんだ」と続けた。
『Blonde(原題)』は、作家のジョイス・キャロル・オーツの同名小説が原作。マリリン・モンロー(ノーマ・ジーン・ベイカー)がアメリカの田舎町の少女からハリウッドのスター女優への人生をたどり、その旅における数々の試練を描いたフィクションの伝記で、アンドリュー・ドミニクが監督を務める。ネットフリックスのオリジナルコンテンツで、NC-17レーティング(17歳未満視聴禁止映)となったことでも話題になっている。
本作の予告編公開後、アナのキューバなまりの話し方について反発の声が上がっていた。
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そんな彼女に対して擁護する姿勢を見せたのは、ブラッドだけではない。モンローの遺産管理会社は本作を公式に許可していないが、アナのキャスティングを支持する声をすぐに上げた。マリリン・モンローの遺産を所有するオーセンティック・ブランズ・グループのエンターテインメント担当社長マーク・ローゼンは、「マリリン・モンローは、世代や歴史を超えたハリウッドとポップカルチャーの特別なアイコンです。この役に挑戦する俳優は、大きな役割を担うことを知っています。予告編を見ただけで、マリリンの魅力、人間性、そして弱さをとらえたアナは、すばらしいキャスティングだったと思います。映画の全貌を見るのが待ちきれません!」とコメントしていた。