女優のレスリー・グレースが、バーバラ・ゴードン役で出演予定だった映画『バットガール』の衝撃的な公開中止について公式声明を出した。
『バットガール』は、バーバラがゴッサムの自警団になるまでのストーリーが描かれ、バットマンことブルース・ウェイン役には、マイケル・キートンが出演していることでも話題となっていた。
そんな本作は3月31日に主撮影を終え、ポストプロダクションに入り、2022年にHBO Maxでの公開が予定されていた。しかし先日、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは『バットガール』を中止するという物議を醸す決断を下した。本作はHBO Maxで放送されないだけでなく、劇場公開の予定もない。このニュースが確定してからの24時間、ファンや業界関係者は、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーがDCEU映画を中止するという驚きの決定について、それぞれの考えをネット上で共有している。
そんな中、レスリー自身が公開中止について沈黙を破っている。インスタグラムを更新したレスリーは、共演者やクリエイティブ・チーム全員を称賛し、同時に「バットガールのファンの皆さん、愛と信念のおかげでマントを身にまとい、バブスが言ったように “私だけのヒーロー”になることができました」とファンへの感謝の意を表した。「絶対的な偉大な人たちの中で仕事をし、その過程で一生ものの関係を築けたことに幸せを感じています!」と彼女はつづり、新たな舞台裏の画像や、『バットガール』の撮影現場での動画も公開している。
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Varietyによると今回、この映画が破棄された理由としては、ワーナーメディアとディスカバリーの合併後、DCの新しい親会社となったワーナー・ブラザース・ディスカバリーが、コスト削減のための変更を重ねており、税金の償却をするためだという。