エミー賞史上最多59賞受賞と前人未踏の記録を誇る大人気シリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』。その前日譚となるジョージ・R・R・マーティンの小説『炎と血』を映像化した『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』が、U-NEXTにて8月22日から配信となる。
本作は、『ゲーム・オブ・スローンズ』から200年前を舞台に、ドラゴンを操るターガリエン家の物語が壮大なスケール感で描き出される。配信に先駆けてtvgrooveは、ウェスタロス大陸の諸侯によって選ばれた王、ヴィセーリス・ターガリエンを演じるパディ・コンシダイン、そして、若き日のプリンセス・レイニラ・ターガリエンを演じる ミリー・オールコック＆若き日のアリセント・ハイタワー（オットー・ハイタワーの娘）を演じるエミリー・キャリーにインタビューを決行。本作が人を惹きつける魅力や、注目の衣装についても伺ってきた。
U-NEXTにて独占配信中！
パディ・コンシダイン
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ーー本作は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の200年前が舞台ですが、嫉妬や裏切りなどが描かれ、現代社会に生きる人の心を惹きつけるような物語だと思います。出演者の立場から、このシリーズが人を惹きつける最大の魅力とはなんでしょうか。
人々はきっと、「この機能不全家族を見たい」という思いがあるのでしょう。そこからドラマや失敗や絶望などが生み出されますから。ストーリーテリングで大切なのは、そこに裏切りやドラマがあるということ。そういったドラマが人々をかき立てるのだと思います。
ーーヴィセーリスを演じるにあたって、お母さまをお手本にしたそうですね。
そうですね。私が感じるのは、母の親切心や彼女の感性がこのキャラクターにも入っているということです。ヴィセーリスというキャラクターとしてどうなっていくのか、まだ明かすことはできませんが、王になったヴィセーリスを見ると、彼女（母）との関連性も少なからずある気がします。
ーー役作りについて、この壮大なユニバースを理解してから役に入りましたか。
まずはキャラクターを深く理解して、その後にこのユニバースの中の政治や世界観を理解するようにしました。なぜなら、ファンタジーの世界でファンタジーのキャラクターを演じる、というよりかは、まずはキャラクターを理解して、その役を深く現実味のある方法で演じることが大切だと思うからです。キャラクターにリアリティを持たせることはとても重要なことですから。
ミリー・オールコック＆エミリー・キャリー
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ーーミリーさんはエピソード１で早速ドラゴンに乗っていましたが、どのように撮影が行われましたか。
ミリー：あまり失望させたくはないんだけど（笑）。文字通り私は1人で、ステージがリフトアップされて、顔に風が当てられるの。なかなかできない体験で、時々はとっても楽しかったけど、でも「人に会いたい！」って思う時もあった。
ーーエピソード１を見て、2人はとても親密な関係でした。役作りをする上で、ミリーさんとエミリーさんの間にある友情関係を鏡のように反映させたのでしょうか。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』
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エミリー：100%そうね。「鏡のように反映させた」というのが本当にぴったりな表現だと思う。私たちは互いに学ぶこともできるから。特に、若い女性の間にある関係はとてもプラトニックで、エモーショナルな面でも親密になれると思う。
ミリー：若いうちの関係性の中には、自分の持っていないものを相手が持っていたりして、相手を嫉妬したりすることがある。私たちはうまくキャラクターたちの中に、そのような感情を見出せて、このキャラクターの関係性に取り入れることもできたんじゃないかな。関係性が変化していく様子に、心が揺さぶられると思う。
ーーエピソード１では、すでにいくつかの衣装を着用されていましたね。2人が特に気に入っている衣装とその理由をお聞かせください。
ミリー：ドラゴンに乗った時のものが一番のお気に入り。すばらしいコスチュームデザイナーが用意してくれたもので、小さなドラゴンのエレメントがポイントとしてコスチュームにつけられていて、肩や肘などにドラゴンの尻尾がデザインされていたの。
エミリー：私はグリーンのドレスね。王に会いにいく時のもの。母のドレスを着用する特別な瞬間で、彼女は子供だったのに、大人のドレスを着るの。もちろんストーリー的に色々な意味合いがあるのだけど、最初にこのドレスを着用したときは、とってもパワフルな瞬間だったから、これが私のお気に入り。
（インタビュー終わり）［取材・文 / 齋藤彩加］
作品概要
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』（原題：House of the Dragon）全10話
【配信開始日】8月22日（月）第1話配信予定（毎週1話ずつ配信）※日本時間
【配信形態】見放題
キャスト：
パディ・コンシダイン、マット・スミス、オリヴィア・クック、エマ・ダーシー、スティーヴ・トゥーサント、イヴ・ベスト、ファビアン・フランケル、ソノヤ・ミズノ、リス・エヴァンス
ミリー・オールコック、ベサニー・アントニア、フィービー・キャンベル、エミリー・キャリー、ハリー・コレット、ライアン・コア、トム・グリン＝カーニー、ジェファーソン・ホール、デヴィッド・ホロヴィッチ、ウィル・ジョンソン、ジョン・マクミラン、グレアム・マクタヴィッシュ、ユアン・ミッチェル、テオ・ネイト、マシュー・ニーダム、ビル・パターソン、フィア・サバン、ギャビン・スポークス、サバンナ・ステイン
スタッフ：
共同企画、製作総指揮：ジョージ・R・R・マーティン
共同企画、共同ショーランナー、製作総指揮、脚本：ライアン・コンダル
共同ショーランナー、製作総指揮、監督：ミゲル・サポチニク
製作総指揮、脚本：サラ・ヘス
製作総指揮：ジョスリン・ディアス、ヴィンス・ジェラルディス、ロン・シュミット
監督：クレア・キルナー、ジータ・V・パテル
監督、共同製作総指揮：グレッグ・ヤイタネス
原作：ジョージ・R・R・マーティン『炎と血』
最新情報はこちら https://twitter.com/unext_kaidora
【公式サイト】https://www.video.unext.jp/title_k/house_of_the_dragon
U-NEXTにて独占配信中！
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