ディズニー・ワールドでは、ゲストに対する人種差別など存在しないようだ。
先日、フロリダ州にあるディズニー・ワールドでは、映画『トイ・ストーリー』のキャラクターがパレードの沿道に立つ黒人の子どもたちに自ら声をかけたという。
そしてこの様子をおさめた動画が、子どもたちをパークへ連れて行った父親によって投稿された。
Woody said nah bitch get over here, we ain't finna get canceled ❗️❗️😭😭😭 pic.twitter.com/VWHLIS1ZQw
— Ichigo Niggasake (@SomaKazima) August 3, 2022
動画の中では、2人の子供のうち1人が、パレードの中にいる『トイ・ストーリー』のキャラクター、ジェシーに向かって必死に声援を送っている。
そのときジェシーは子どもたちとは反対側にいたことから、この声援が届いていない様子だったが、同じ『トイ・ストーリー』のウッディが、この声に気づいたのだ。
するとウッディはジェシーに合図を送り、子どもたちが声援を送っていることを知らせた。そして子どもたちの元へとやってきた2人は、子どもたちと交流した。ジェシーの大ファンであることが明らかに見て取れるこの子どもたちは、2人がやってきてくれたことに感激している様子だった。
ここ最近、アメリカにあるテーマパークでは、キャラクターが有色人種の子供をあえて無視したり、交流することを拒否するという動画が投稿されており、大きな問題となっている。人気人形劇「セサミ・ストリート」のテーマパーク「セサミ・プレイス」もその1つだ。またディズニーランドや、エンターテイメント型ピザチェーン「チャッキー・チーズ」でも同様の事態が起こっていた。
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これらのパークや店舗は人種差別を否定しているものの、多くの人々がその声明を信じきれないでいた。
そんな中、この動画が投稿されたことで、ディズニー側が全国で巻き起こる問題に何かしらの対応をとったと考えられる。