ワーナー・ブラザースが、ヘンリー・カヴィルに接触したと報じられている。
ヘンリーは2013年以降、3本の映画でスーパーマンを演じ、昨年はHBOマックスで公開されたザック・スナイダー監督の『ジャスティス・リーグ』も大きな話題となった。ヘンリーの体格やルックスは、原作コミックとマッチしており、彼の演じるスーパーマンは人気を博している。多くのファンが彼の復帰を願う中、ヘンリー本人が過去には、復帰の可能性について「スーパーマンとして僕が伝えたい物語はまだたくさんあるし、その機会を熱望しているよ」と、再演への意欲を明かしていたことからファンの期待は最高潮に。そんな中、新たな報道ではDCEUのフランチャイズは今後、スーパーマンに大きな焦点を当てる可能性があると言われていた。
しかし、サンディエゴ・コミコン(SDCC)では何も発表されなかったことから、ファンは落胆のコメントをネットに続々と上げていた。そんな中、新しいレポートによると、ワーナー・ブラザーズは最近、ヘンリー・カヴィルにDCEUのスーパーマン役で復帰するよう接触したとのこと。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのCEOに就任したデイビッド・ザスラフは、スタジオの経営陣の交代に伴い、いろいろと実行に移した。中でも大きな衝撃だったのは、9000万ドルを投じてすでに完成間近だった『バットガール』の製作中止を決定したことだ。ワーナー・ブラザースの公式声明によると、これはスーパーヒーロー・プロジェクトに対するまったく新しい戦略の一環だという。
「Fandango」のエリック・デイヴィスによると、ワーナー・ブラザースは、ヘンリーがDCの世界に戻り、再び赤いマントを身に着けることを期待して、彼に連絡を取ろうとしたそうだ。デイヴィスは「ヘンリーについて最近私が聞いたことは、彼らが彼(ヘンリー)に尋ねたが、彼はそれをしたくない、彼は戻ってきたくないという話だ」とコメントしている。
これはあくまでデイヴィスの“聞いた話”のため、確定ではない。ヘンリーのDCEUでの次の出演についてはまだ何も語られていない。そして、スタジオの経営陣の交代にもあったため、今後もヘンリーのスーパーマンが再びスクリーンに登場することへの期待が高まる。