エレン・ポンピオが、「グレイズ・アナトミー」の今後について自身の考えを述べている。
女優のエレン・ポンピオが先日、自らが司会をつとめるポッドキャスト番組「Tell Me with Ellen Pompeo」の中で、2005年放送がスタートして以降、シーズン18まで続いている長寿ドラマ「グレイズ・アナトミー」について、今後のストーリー展開に期待することを明かした。
「正直な話、私がのぞむのは、ある特定の事柄について、説教くさくなりすぎないようにすることかしら。1話完結だと、そうなってしまいがち」と切り出したエレンは、「たとえば時事問題を取り上げるようなエピソードで…この前のシーズンでアジア人へのヘイトクライムについてやったけど、あれは本当に感動的だった。1話完結ではなく、もう少し繊細に、時間をかけて物事が起こるさまを見たいなと思ったわ」と番組への要望を語った。
エレンはさらに、「重要な社会問題に触れるなら、1つのシーズンを通して軸となるような展開にすべき」とし、「一話完結だと、終始頭を抱えていなければならないようなストーリーになってしまう」と指摘した。
シーズン1から主人公メレディス・グレイ役を演じ、ここまで走り続けてきたエレン。そんな彼女については先日、シーズン19への出演を契約したものの、その出演時間を大幅に減らしたことが報じられている。
Entertainment Weeklyが先日報じたところによると、エレンはシーズン19でもエグゼクティブプロデューサーにとどまるものの、エピソードの出演回数はわずか8回まで減らしているそうだ。エレンはこの決断について、「Huluで始まる新ドラマと両立させるため」としている。
なお、「グレイズ・アナトミー」シーズン19では、ヘンリー・シャム・Jr.らが演じるインターン生を中心としてストーリーが展開される。