ジェネット・マッカーディが、自身が出演したニコロデオンの人気ドラマ「サム&キャット」時代の、アリアナ・グランデとの関係について、詳細を語っている。
8月9日、ジェネット・マッカーディは回顧録「I’m Glad My Mom Died」を出版。著書の中で、ジェネットは亡くなった毒母との関係や、ニコロデオンの重役に肉体的、精神的に搾取されていたことを告白している。
本の中でジェネットは、「サム&キャット」で共演した歌手で女優のアリアナ・グランデとの関係についても赤裸々に語っている。
「アリアナは、アワードで歌ったり、新曲を録音したり、次のアルバムのプレス活動をするために定期的にドラマの撮影を休むことを許された一方で、私は怒りながら留守を守らなければならなかったの」「『iCarly(アイ・カーリー)』の撮影の間、私は2つの映画の依頼を受けたけど、断らなければいけなかったの。ドラマのチームがエピソードから私を外してくれなかったから」と、アリアナはドラマの撮影以外の仕事を許されていたが、自身は許されなかったと告白。
さらに「アリアナがまったく登場しないと言われた週は、彼女のキャラクターを箱に閉じ込めることで、このエピソードでの不在を回避するように書かれたの。ふざけてんのって思った」「アリアナがビルボード・ミュージック・アワードで口笛を吹いている間、私は映画を断らなければいけないって?クソよそんなの」と当時のストレスを赤裸々に明かした。
そんなジェネットは、いい子でいることに憤りを感じるようになったという。
「そもそも私がそんなにいい子でなかったら、こんな苦境に立たされることもなかったのに。このクソみたいな番組で、このクソみたいなセットで、このクソみたいなヘアスタイルで、このクソみたいなセリフを言うこともなかった」「多分、私の人生は今とはまったく違ったものになっていたと思う。違うことを想像してしまうの。でも違う。これはこれ。これがそうなの。アリアナは音楽活動のためにドラマを休んで、私は箱の中で行動している。私はそれに腹を立てている。そして彼女に腹を立てている。彼女に嫉妬している」とアリアナへの嫉妬を明かした。
仕事以外でもジェネットは、自身は家賃や光熱費が払えないことで泣くガンを抱えた毒母がいるのに対し、アリアナがフロリダ州で裕福な家でブランドバッグや豪華な旅行、シャネルの服など、ほしいものをいつでも買ってくれるという家庭のギャップに苦しんだという。
「私が絶望したのは、アリアナが、前の晩にトム・ハンクスの家で遊んで楽しかったと、興奮しながら口笛を吹いて来たときだった。それが、私が壊れた瞬間だった」と、これまでのストレスと嫉妬が爆発し、絶望した瞬間について明かした。
その瞬間からジェネットは「私はアリアナが好きじゃなかった。好きになれなることができなかった」と明かしている。