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セリーナ・ウィリアムズ、テニス界からの引退計画を発表! 「テニスから離れて進化していることを伝えたい」 今年のUSオープンは出場へ

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セリーナ・ウィリアムズ

女子プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(40)が、引退の計画についてコメントを発表した。

雑誌「VOGUE」9月号の表紙を飾ったセリーナ・ウィリアムズは、インタビューの代わりに自身のエッセイを寄稿した。

エッセイの中でセリーナは、テニスについて、いつ最後の試合をする可能性があるか、そしてもう一人子供がほしいという願望をつづっている。またセリーナは、「引退」という言葉が好きではなく、代わりに自分の「進化」に焦点を当てている。

テニスと家庭の両立についてセリーナは「テニスと家庭のどちらかを選ばなければならないなんて、絶対にイヤ。フェアじゃないと思う。もし私が男だったら、妻が家族を増やすために肉体労働をしている間、私は外でプレーして勝利していたでしょうから、こんなことは書いていないでしょうね。もし、そんな機会があれば、私はもっと(NFL史上最高のクォーターバック)トム・ブレイディみたいになったかもしれないわね。誤解しないでほしいのは、私は女性であることを愛しているし、オリンピア(第一子)を妊娠している間は一秒一秒が大好きだった。2017年の全豪オープンで優勝したとき、私が妊娠2カ月だったことを知らない人がたくさんいるの」と語っている。

また、テニス以外の進化についてセリーナは「私は引退という言葉が好きではないの。私には現代的な言葉とは感じられない。これは移行だと考えてきたけど、あるコミュニティにとって非常に特殊で重要なことを意味するこの言葉をどう使うかについては、敏感でありたいと思っている。私がやろうとしていることを表現するのに最適な言葉は、『進化』かもしれない。私は、テニスから離れて進化していることを伝えたいの。数年前、私は静かにベンチャー・キャピタル会社である『セリーナ・ベンチャーズ』を立ち上げ、その後すぐに、私は家庭を持ち始めた。その家族を成長させたいの」と、テニス以外における進化について語っている。

さらに、もう一人子供がほしいということについては「昨年、アレクシスと私はもう一人子供を作ろうとしていたの。最近、私の医師からいくつかの情報を得て、それは私の心を安心させ、いつでも私たちの家族を増やすことができると感じさせてくれるものだった」とコメント。今後、第二子を考えていることを明らかにした。

セリーナが引退について触れるのはこれが初めてではなく、何年も前から語っていることだ。そんなセリーナは、8月29日に開幕する2022年のUSオープンに出場する予定である。

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