数ヶ月前のアカデミー賞で、ウィル・スミスがクリス・ロックをステージ上で平手打ちしたことは、多くの人に衝撃を与えた。クリスだけでなく、この事件に最も驚いたのは、今年の授賞式中継をプロデュースしたウィル・パッカーであることは間違いないだろう。そんなウィル・パッカーは最近、平手打ちが起こった後、イドリス・エルバからもらった思いやりのあるメッセージの内容を明かした。
ウィル・パッカーとイドリス・エルバは、2010年の『テイカーズ』などといった注目作でタッグを組み、しばらく前から一緒に仕事をするようになった。このたび、2人はユニバーサル・ピクチャーズのサバイバル・スリラー『ビースト』で再タッグを組み、現在プレス活動を行っている。
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友人であり同僚である2人は、ツアー中にさまざまなインタビューに応え、ウィルはアカデミー賞のプロデュースを再び考えているかどうか尋ねられた。「私はこれににすべてを注ぎ込んだつもりだ。イドリスは、すべてが終わった後、最初にメールをくれた一人。そして、『王冠をかぶる頭は重い(リーダーという立場は、大きな責任を伴い、非常にストレスがかかるということ)』というようなことを言ったんだ。『起きて、王様』ってね」とコメントした。
アカデミー賞のプロデュースは、簡単な仕事ではないことは確かだ。平手打ちのように、予期せぬ事態が起こることもある。しかし、イドリス・エルバは同じインタビューの中で、ウィル・パッカーを賞賛した。イドリスは、ウィル・パッカーが「アカデミー賞の親密さを再形成した」ことを高く評価していると述べた。
イドリスが主演を務める『ビースト』は、『ジュラシック・ワールド』『ジョーズ』でモンスターパニックの名作を解き放ってきたユニバーサル・スタジオが、アフリカの広大なサバンナを舞台に描く、手に汗握るサバイバル・アクション。9月9日(金)より日本公開。