ネットフリックスの人気SFドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のスティーブ役で知られる俳優のジョー・キーリーが、人々が自身の髪に執着することへの率直な思いを明かしている。
ジョー・キーリーといえば、美しいブラウンヘアが特徴的で、その髪型がクールだと言われることが多い。しかしあまりにも頻繁(ひんぱん)に髪型をネタにされることに本人は疲れているようだ。
「Daily Beast」のインタビューに応じたジョーは「本当にバカげているよ。僕がコントロールできることではない。ネットのネタにされ、それが僕についてまわる。それを批判することはできない。僕にはキャリアがあるから『誰がそんなこと気にするんだい?』ってならないといけないけどね。でも全く気にならないこともある。それでも自分の髪が常に注目されることについてどう感じているかについては、正直言って、すごくくだらないよ」と、髪型をネタにする人々への正直な思いを語った。
Joe Keery talks about his hair on a recent interview with The Daily Beast pic.twitter.com/eDRVpLl2Y3
— joe keery zone (@keeryzone) August 15, 2022
この悩みは、彼の音楽にもインスピレーションを与えている。ジョーの音楽活動名Djoの新曲「Gloom」には、「お気に入りのコートを着ている俺に、お前の侮辱は影響しない/バーのトイレで見て、俺の髪は似合っていたんだ」と、髪に関する絶え間ない議論に関する歌詞が含まれている。
髪へのツッコミに悩むジョーだが、この新曲は、他者からの肯定を求めるのではなく、内なる平和を見出すことの重要性を強調していると説明している。「誰もが尊敬されたいと思っている。でも他人からの承認を求めようとすると、終わりのない旅になるようなものなんだ。なぜなら、そのあいまいな承認っていうのかな?たとえ最高位に達したとしても、決して得ることはできない。それは自分の中のどこかから来るものでなければならないんだ」と諭している。